不動産屋が教える本当はつらい大家さんの悲しい現状の実話です。不動産投資の波に載せられてしまった大家さんたちの悲しい現状を綴っていきます。

本当はつらい不動産投資

家賃滞納の話

家賃催促には細心の注意を払って丁寧に

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 普通に考えれば悪いのは大家さんではなく、家賃を滞納している人のはずです。が、実際には大家さんが家賃の滞納者に向かって「家賃払え、コラァ!!」などとヤクザのような高圧的な態度で支払い催促することはありません。

 実際には大家さんの方がすごく低姿勢になって家賃の催促をしています。

 

◆家賃催促は慎重に

 毎月月末なら月末というように決まった時期に家賃を払うように契約するのが普通だと思いますが、月末払いの場合は次の月の1日になったらすでに家賃の滞納です。そこから家賃の催促を始めます。まあ、1日遅れたくらいで、、、というように考えても良いですが、1日が数日、数日が数週間、そして1ヶ月となりますし、早くしないとお金のない人は別のことに使ってしまいます。そのため、遅れているのが発覚した時点ですぐに催促した方が良いです。

 しかし、いつもは期限内に振り込んでいるのにたまたま振込を忘れてしまっていたり、すでに振り込んであるけど時間外に振り込んで通帳を記帳してもまだ出てきてない場合もあります。

 そのため、最初のときは「〇〇さんの入金が確認できなかったのですが、心当たりはありますか?」や「家賃の振込は完了していますか?」などの疑問形で話をした方が良いと思います。ここで、普通の人であればまだ入金していなければ「すぐ入金します」などという会話で終了します。このときに「いつ」入金してくれるのかを聞いておくのを忘れないように。そうしないといつまでも待つことになります。

 

◆滞納者ほど丁寧に

 先ほどの「丁寧に」というのは常に滞納しがちの人ほど丁寧にやる必要があります。

 滞納者の中にはだらしない人が多いのですが、中には偉そうな人がいて、すでに振り込んであって時間外取引だったためにまだ通帳に記帳できなかったというすれ違いの場合に、いきなり相手に「まだ入金がないのですぐに振り込んでください」などと言うと、すでに自分は振り込んであるということを盾にこちらを攻めることがあり、さらには家賃を払っていないのは上の階がうるさいからだ、などと相手につけ込まれるおそれがあります。

 こういうことにならないように、家賃の催促でも細心の注意を払って対応しましょう。しかし、最終的には毅然とした態度をとることが大切です。

 こちらはずっと丁寧な対応を心がけましょう。

 

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