不動産屋が教える本当はつらい大家さんの悲しい現状の実話です。不動産投資の波に載せられてしまった大家さんたちの悲しい現状を綴っていきます。

本当はつらい不動産投資

家賃の値下げ交渉の話

Yahoo!ニュースでも家賃値下げの方法が紹介されている、、、

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 以前はアパート、マンションの家賃といえば、一度契約したら引っ越しするまでそのままというイメージでしたが、最近はインターネットの普及と不動産市況の悪化で入居者から大家への家賃値下げ圧力が強くなってきています。

 そんな状況なのに、日本でも一番と言っていいくらいのニュースサイトであるYahoo!ニュースで、家賃を下げる交渉術が紹介されていました。

 

◆Yahoo!ニュースに掲載されていた家賃交渉術

 Yahoo!ニュースに家賃交渉の方法なんて出ちゃったら大家さんはお手上げですね。今まで不動産業界は供給側である大家や不動産会社が情報を管理していたので、あまりおもてに出ることはなかったのですが、最近はネットがあるので消費者との情報格差が少なくなって、大家業がいままでと同じようにはやっていけなくなりました。

 ちなみにYahoo!ニュースに掲載されていた記事は「ビジネスジャーナル」からの転載記事で、Yahoo!ニュースへリンクを貼るといつか切れてしまうので、元の記事のリンクを貼っておきます。

「同じマンションでも家賃に倍の開き?簡単に家賃を下げる交渉&情報収集術」

 ちなみに、ここに書いてあった家賃交渉方法を簡単にまとめると、

1.ネットの不動産情報サイトで自分の部屋の周りの家賃を調べる
2.同じ建物の違う部屋の家賃が出てくれば最高!
3.周りの相場や、同じ建物の募集家賃より高ければ即交渉
4.「下げないなら出て行く」と強気の交渉
5.「出て行く」と言っても実際に出なくても良い
6.下がってなかったら、定期的にチェック
7.「◯ヶ月の家賃無料」などのサービスがあれば、それも交渉材料に!

というような感じです。不動産業を知っている自分からみても、かなりちゃんとした家賃交渉方法で、まったく問題ないように思えます。

 

◆大家もゴネるしかない

 この方法で怖いのは、「家賃が下がらないなら出て行く」という強気の交渉方法までちゃんとレクチャーされていることです。しかし、「出て行く」と言っても正式に言わなければ出て行かなくてもいいなんてことまで書かれているので、これからは強気の方法も増えてくるでしょう。

 こうなったら大家側もゴネるしかないです。なんだかんだ言って「契約時はこの金額だった」とか「他の部屋は設備が古いから安い」とかなんとか言って相手が引き下がるまでゴネるしかないです。

 実際に引っ越すにはお金がかかるので、「家賃を下げないなら出て行く」と言って実際に出て行く人はそんなにいません。交渉は駆け引きが大切なので、その点は強気でいきましょう。

 やっぱり最近の大家って楽じゃないですね。 

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