不動産屋が教える本当はつらい大家さんの悲しい現状の実話です。不動産投資の波に載せられてしまった大家さんたちの悲しい現状を綴っていきます。

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火事、消防関係の話

夏のジメジメした時期は火災報知機の誤作動に注意

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火災報知機

 

夏は熱くてジメジメしていて、特に通り雨が降ったりすると余計に湿気が出てきます。大家さんはそんなジメジメした時期には「火災報知機」の誤作動に怯えることになります。

 

1,火災報知機とは

 火災報知機は大きく分けて「煙感知器」と「熱感知器」がありますが、一般的にアパートやマンションに付いている火災報知機は「煙感知器」です。

 上の写真は熱感知器のタイプで、煙感知器の場合は本体の横が小さなメッシュ状になっていたりします。

 

by カエレバ

 

 最近は、法律で部屋の中に付けなければいけなくなったので、部屋に火災報知機がついていて見かけることも多くなったと思います。

 しかし、この火災報知機の煙感知器がよく誤作動を起こすのです。部屋の中の煙感知器だったらまだ、その本体しかベルがならないので良いのですが、これが、全体の消防設備と連動しているタイプだとやっかいです。

 

2,煙感知器の誤作動

 大きなビルやマンションだと全体の消防設備をつないで、コントロール盤のようなもので制御しているタイプがあり、そのタイプで誤作動が起きると面倒です。

 よく小学校などにあった消防ベルのような凄まじい音量のベルが鳴り響くのでうるさくて仕方ないです。

 消防設備がセコムなどの警備会社につながっていると、警備会社が消防ベルがなったら自動的に消防署に通報することもあります。

 そうなると、消防署の人も火災報知機の誤作動だろうと思っても確認しなければ帰ってくれないため、大家さんなり管理会社なりが現場に行って使ってない部屋の鍵を開けて中を一緒に確認することもあります。

 しかも、「夜中でも」です。

 消防署の人は当番制で交代で勤務しているので良いと思いますが、大家さんや不動産会社の人は寝ている時間で必要とあれば、現場まで行かないといけないこともあります。

 しかも、誤作動のために。

 警備会社や消防署に自動的に通報がいなかいシステムのものもあります。

 そういう場合はどうなるかというと、、、ひたすらベルが鳴り続けます。

 夜に営業する店が多いビルで昔、火災報知機がなったことがあったのですが、誰もいなくてベルはひたすら鳴り続けて、近所の人が気になって消防署に通報して結局消防車が来たことがありました。

 しかも、これも火災報知機の誤作動。

では、なんでそんなに火災報知機は誤作動を起こすのでしょうか?

 

3,火災報知機の誤作動の原因

 熱感知器の場合はあまり誤作動がおきませんが、火災報知機でも「煙感知器」が誤作動を起こしやすいです。一番大きな理由が「湿気」でした。

 夏の暑い日に通り雨が降って、そのあとまた暑くなった夜は湿気が多くジメジメしていますが、そういった日などは火災報知機の周りに湿気がたまり誤作動を起こしやすくなります。

 そのせいで何度か消防署から電話が来たり、夜中に火災報知機のベルの音に起こされたりしました。

 一番大きな原因は湿気ですが、次に多い原因は「虫の侵入」です。これも火災報知機の誤作動の原因になります。小さな隙間から小さな虫が侵入して煙感知器を誤作動させます。 

 

4,火災報知機の誤作動の対策

 正直、対策はありませんでした。古い煙感知器を新しいものに変えたこともありましたが、設置して3年くらいのところでも誤作動はありましたし、結局誤作動から逃れることはできませんでした。

 湿気の多い日は「覚悟」するしかありません。自主管理の大家さんは夜中に呼び出されることもあります。

 

5.まとめ

 火災報知機の誤作動で今まで何度も呼び出されました。

 最終的には「本物の火事じゃなくてよかった」と思うようにしました。そうじゃないとやってられないですし、実際に管理物件が火事になったこともあるので、まあ誤作動ならいいかなくらいの気持ちになります。

 しかし、やっぱりいつ呼び出されるかわからないというのは嫌ですね。

 

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